結婚前に話しておいてよかったお金の話ってどんなこと?

結婚することが決まったらパートナーとどんな話をしますか?

結婚式場?新婚旅行?どこに住む?
決めることっていっぱいあるし、それが楽しかったりもします♪

ところで、水を差すようで申し訳ないのですがお金の話はしましたか?

切り出しにくいテーマではありますが夫婦となったら家庭を経営する共同経営者。

食費にそんなにお金使うの?
家賃高くない?貯蓄額少なくない??

たとえばこのように、育ってきた環境が違うので完全一致なんて奇跡はありません。

そしてお金の価値観がすれ違うモヤモヤが募り、大きな溝になります。

我が家の夫はお金の管理に疎く「投資はギャンブルだ!」という考え方でした。

一方わたしは20代のころの浪費活動による痛い経験をバネに少しだけマネーリテラシーを身に付けていたので、夫婦のお金の話はわたしの方から率先して話し合いをはじめました。

そんな経験を踏まえ、今回は結婚前に話し合っておくといいお金の話をご紹介します。

もくじ

パートナーの常識と生活水準

お金の話と聞くとまっさきに「家計の予算は…」という話になりそうですが、その前にやることがあります。

まずはお互いを知ることからはじめるといいですよ。

長年付き合った相手だとしても、実は相手のことを知らないということはよくあります。

  • 育ってきた環境(外食の頻度とか習い事とか)
  • 食生活(実家の食事はどんなかんじ?)
  • 好きなもの、価値を感じるもの
  • 貯蓄に対しての意識(給料はどんなふうに使ってる?)
  • 将来はどんなふうになりたいのか

これらのことを聞くだけでもパートナーの価値観やお金を使うポイントを知るきっかけになります。

ちなみに我が家は育ってきた環境が似ていたので生活水準にギャップはありませんでしたが、夫は便利になるなら高額なものでも遠慮なく購入してしまうタイプの浪費家でした。

(わたしはただの衝動買い大好き浪費家♪)

夫はたばこ・ギャンブル・お酒をしない、一見無駄づかいしそうもないタイプ。

ではなぜ浪費家と判明したかというと「価値を感じるもの」「貯蓄に対しての意識」の話題です。

この2つの話題になったとたん、浪費してきた数々の代物と金額があぶり出てきたんです。

本人は自己投資!と言ってましたが、投資とはリターンがあってこそ。
ただ買っただけ、やっただけは投機か浪費です。

そして生活水準を上げすぎてしまわないよう、夫の収入のみで生活するようにしています。

共働きだと収入に余裕があるため、ついついイイ家に住みたい♪など身分不相応な出費をしてしまいがち。
使いすぎ防止のために制限をつけるのがオススメ!

じゃあ、わたしの給与はどこへ?という疑問がでてきますが、すべて貯蓄です!預金、投資に振り分けます。

共働きor専業主婦(主夫)

仕事は家庭においての収入源。

パートナーが仕事に対してどんな価値観で、どんな理想を抱いているのか聞いたことありますか?

女性の場合、結婚したら共働き?それとも専業主婦?という2択を迫られることが多いですが、最近では「専業主夫」という選択肢もあります。

ハードルは高いですが女性が外で働き、男性が家庭を守るという家庭もアリです。

また働き方も、会社員、パート、アルバイト、フリーランス、起業…と選択肢は様々。

今は会社員だけど、ゆくゆくは独立して起業したい!

ということを考えているかもしれません。

まずはお互いがどんな風に働き、収入をどのように作っていくのか話し合いましょう。

意外な将来の夢を聞けるかもしれませんよ。

夫は当初、専業主夫に憧れてました。
憧れではどうにもならないほど大変な現実を見た今は「主夫より仕事の方がラク」と言ってサラリーマンをがんばってます、笑。

子どもはつくるorつくらない

お金の話なのに子どもの話?

そうです!子育てにはとてつもなくお金がかかります。

子どもが産まれる前から現実味がいっぱい…なかなか気が引けると思います。

でも一人っ子がいいのか兄弟が欲しいのか、または子どもはつくらないのか、という違いだけで必要になるお金は数百万円~数千万円違ってきます。

参考:文部科学省平成30年度子供の学習費調査

また学習費のほかにどんな費用がかかるのかというと、

  • 衣類、服飾雑貨
  • 保育園や幼稚園
  • 習い事
  • 学費
  • お祝い行事関係

などなど、多々上がってきます。

このほかにも旅費が高額になったり、保険費用が発生したり。

独身時代では考えてもいなかった項目がたくさん出てきます。

やっぱり子どもつくりたくない

と、結婚後にパートナーが言い出したらその方が話し合いは複雑化しますよね。

決めておくべき支出項目

ここまでにあげた3つの項目以外に、わたし達夫婦が話し合った項目もご紹介します。

生活費と貯蓄額&ボーナスの使い道

THEお金の話!と言ったらコレですね 。

生活水準を決めたら、次は具体的な予算を話し合いました。

具体的と言っても実際生活してみないとわからないので、支出がくと貯蓄額の目安を作って毎月微調整していきます。

そして忘れてはいけないのがボーナスの使い道!

ここを決めておかないと、あっという間になくなります。

我が家はボーナスの50%を特別費、20%を貯蓄、10%が自由に使えるボーナス♪としています

住まいは賃貸or購入

子どもが産まれたら新築戸建てに引っ越して~…

なんて考えていても、パートナーは賃貸派かもしれません。

(わたしがこのパターンでした…)

今でこそわたしも賃貸派に変わりましたが、当時はガッカリ。

そしてとても大切な住居の話といえば実家に戻るのか、どうなのか!

実家が遠方の場合はとくにしっかりと話し合っておくべきです。

もし働き続けるのであれば、仕事をこの先続けられない可能性も出てきちゃう

車は必要or不要

生活に必要であれば車は必需品。

ですがアクセスのいい土地に住んでいる場合は違います。

通勤で使うわけではないけど車がほしいと思っていたわたしに対し、夫は乗り物に無頓着。

わたしは実はバイク・車の運転が大好き♡

もちろん対立しました。

バイクは危ないから乗らないで!

都内で車はいらないし、コストがかかりすぎる!

結論としては子育てに忙しい今は趣味でドライブするのは難しい点と、コストが高い点に共感して車は諦めました。

(バイクは娘が乗りたいと言い出すのはイヤだったので出産とともに廃車しました、涙)

でも話し合ったからこそ、不満はまったくありません。

最後に

お金の話を誰かとここまで深く話し合うこと自体が初めての経験だったので、最初はうまく話が進みませんでした。

話してみてわかったことは、どんなに親しい相手でも知らないことっていっぱいあるということ。

結婚する前、話しづらいテーマにも真剣に考えて向き合ってくれた夫とは、 結婚した今でも色んな話し合いをしています。

そして、そのたびに新しい発見がある。

きっと、どんなに長い時間一緒にいても新しい発見はあるものなんだと思います。

「お金についての話し合い」というと固く聞こえてしまいますが、お互いを知るためのきっかけとして少しずつ話の深堀をしてみてください。

それから、話し合いとはお互いを攻め合うことではありません。

お互いの意見を出し合い、どんな選択肢があるかを2人で考える作業ですよ。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
もくじ